お盆休みを利用して、富山県へドライブに行ってきました。思い出してみると、去年のお盆も富山に行っており、どうやら富山は遠すぎず近すぎず、混雑するお盆に日帰りで楽しめる距離感なのが自分には丁度良いようです。
昼前に家を出発し、北陸自動車道を通って、1時間半ほどで富山県射水市新湊に着きました。いつもの通い慣れた道路とは違い、初めて通る新湊の道路は目に映る看板や建物すべてが新鮮で、自然とテンションが上がってきます。新湊港に向かいしばらく走ると、見えてきたのが『新湊きっときと市場』。ここは地元の魚介類を購入したり、その場で調理して食べたりできる施設で、私はここでお土産を買って帰ることにしました。中に入ると、それほど広くない店内は観光客で混雑しており、ゆっくり魚を選ぶ余裕はありませんでした。そこで私は人の隙間を縫うように、並んでいる魚すべてにざっと目を通していき、漁師の家に生まれた目利きを信じて、一番鮮度の良さそうな『アカイカ』を2ハイ(イカは1パイ2ハイと数える)買いました。またイカは墨を吐いたりと下処理が面倒なので、その場で刺身用に調理してもらいました。
しかしせっかく富山に来たのだから、富山らしいお土産も一品欲しいなあ、とあれこれ探してみると、あった!富山名物『ゲンゲの一夜干し』。ゲンゲとは全身がゼラチン状のぬるぬるに包まれた深海魚で、水深の深い富山湾ならではの特産品です。名前も『ミズウオ』、『アヤメ』など様々な呼び名があり、私の住む加賀市でもスーパーで買う事が出来る比較的ポピュラーな魚です。しかしそのゲンゲを一夜干しにしたものは私も初めてお目にかかるシロモノで、どんな味がするのか皆目見当がつきません。これは面白い!と早速2パック購入と相成りました。冷凍なので日持ちもするし、今から食べるのが楽しみです。
お土産を買い終わった後、時間も余ったので『イオンモール高岡』に行きました。最近小松市にもイオンモールが出来ましたが、ここはイオンモールとしては先輩で、一体どのようなお店が出店しているのか一度のぞいてみたかったのです。
新湊から近い距離にある『イオンモール高岡』は、お盆ということもあり駐車場がほぼ満車で、かろうじて空いている屋上駐車場に車を停めました。中に入るとやはり人、人、人で、特にお昼ご飯を食べようと思って入ったフードコートは空いている席が皆無でした。開業からしばらく経って人の量も落ち着いてきた『イオンモール新小松』と比べて、この『イオンモール高岡』のいまだ根強い人気と人々が発するパワーのようなものに圧倒されてしまいました。もしかしたら、『イオンモール新小松』の人気を一過性のものにしないヒントが、この『イオンモール高岡』にはあるのかもしれません。
『イオンモール高岡』でお昼ご飯を食べ損ねた私は、しばらく車を走らせ、ようやく一軒のラーメン屋を発見、無事食事にありつけました。期待していなかった分、頼んだ『岩のりラーメン』が思いがけず美味しく、旅の締めくくりとしては文句なしでした。
まだまだ奥深い富山、近いうちにまた訪れたいです。
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富山のファン (土曜日, 23 12月 2017 18:42)
そうそう、富山は奥深いですよね!