先日、畑に植えたキャベツ、白菜、大根が、ついに収穫の時期を迎えました。巷では葉物野菜の値が高騰し、家計を直撃していると聞きますが、我が家の冬野菜は極めて順調に生育し、今年の冬は八百屋を利用しなくてもいいくらい十分な収穫となりました。
キャベツは去年よりは少し小ぶりですが、手に持つとずっしり重く中身が詰まっており、まずまずの出来でした。早速、お好み焼きにして家族で実食。火を通したキャベツは甘くてみずみずしく、とてもおいしくいただきました。
白菜は例年並みに大きく育ち、芋虫やなめくじの被害もそこまで大きくならずに済みました。この時期の白菜と言えばやはり鍋でしょう!ということで、白菜は鍋にして食べることにしました。具材を買いに近所のスーパーへ行くと、鮮魚売り場におあつらえ向きの大きなアンコウが――。急きょ、その日の晩御飯はアンコウ鍋となりました。アンコウの出汁をたっぷり吸った白菜は、しゃきしゃきと甘くアンコウの旨みと相まってとてもおいしかったです。
最後に大根ですが、頑張って畑を深く耕したかいあって太くまっすぐ立派に育ちました。この時期の大根はふろふき大根にしてもおいしいのですが、ここは定番のおでんにしました。おでんにおける大根の人気はもはや不動で、どこのコンビニでもおでんだねの人気No.1は大根なのだとか。その期待を裏切ることなく、我が家のおでんでも大根は大活躍。いろんな具から出た出汁が十分染み込んだ柔らかい大根は、一口かじれば旨みが口いっぱいに広がります。今年の大根は煮ても芯やスジが残らず、非常においしかったです。
これから本格的に冬を迎えて寒さが厳しくなっていきますが、我が家は野菜たちのおかげでまだまだ冬を楽しめそうです。
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