甥っ子に貢ぐ

 去年に甥っ子が誕生しました。現在1歳4か月です。今は私に身内ビームがかかっていて「彼」が可愛く見えますが、ケータイで写メを取ってみるとブスです。肉眼では天使に見えますが携帯でみると「天パで薄毛の色黒のおっさん」にしか見えません。携帯は正直です。

 「彼」がはまっているものは、あんぱん。丸くてベージュ色なら「彼」からすれば全部「あんぱん」。気まぐれに「ばいきん」と言います。DVDであんぱんが映ったときはテレビの前で舞っています。正確に言えば爪先立ちを繰り返しています。嬉しい時にするらしいです。あんぱん本(780円)を購入してプレゼントしたら嬉しそうでしたが、1時間後には台所に転がっていました。そんなもんです。

 あんぱん本をじっくり読んでみましたが、あんぱん、友達が多いです。でも名前が雑…。

「しょくぱん」や「かれーぱん」はまだいいですが、動物の子供達や学校の先生がひどすぎます。

「みみ先生」、「うさこ」→兎。「かばお」→かば。「ぴょん吉」→兎。

…日本でぴょん吉はカエルだろう。

あんぱんDVDも突っ込むところが多すぎて理解に苦しみます。彼のお気に入りは

「あんぱんの犬と猫の飼い方」

もうすでにおかしいです。パンは犬と猫に食べられるものであって育てるものではないです。めろんぱんがダルメシアン(あんぱんに出演している犬に模様を付けているようにしかみえない)を保護しているのに至っては、おばは理解に苦しみますが「彼」はあんぱ以外に動物も好きなので、そんなことをお構いなしに喜んでいます。「彼」の前では世の中の矛盾は関係ないらしいです。

 おばはとうとう「あんぱん大辞典」(2,000円)を購入してしまいました。1歳児が絶対読めない、読まないものです。あんぱんの矛盾を理解するにはやつのルーツを知るほかにありません。が、最初から途方に暮れました。

「パン工場の煙突にお星さまが降ってきて、じゃむの作ったパンに舞い降り、『赤ちゃんあんぱん』が誕生しました」

①煙突に星→死ぬよ

②パンに舞い降りる星→降らないから

③赤ちゃんあんぱん→不気味すぎ

①+②+③=理解不可能

 

同僚に聞いたら次は「機関車」にはまるらしいです。(あんぱんと声が同じだから)

 

次は、機関車走らせるための線路を買っていそうです。

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