以前、自分が麻雀好きであることを書きましたが、今回も麻雀ついて思うところを書こうと思います。
最近はコンピュータ相手に気軽に麻雀が打てる時代ですが、やはり麻雀の醍醐味は、実際に卓を4人で囲んで和気あいあいと打つことにあります。麻雀とは「性格がよく出るゲーム」とよく言われますが全くその通りで、普段の会話では見えてこないような相手の考え方、こだわり、好き嫌い、クセなどがプレーを通して見えてきます。またそれらを読み取る『洞察力』を磨くことが麻雀上達の近道と言えるでしょう。
実は麻雀を打つことにより、『洞察力』だけでなく社会人として大切なさまざまな能力が磨かれます。まず前述した通り、捨て牌や相手のしぐさなどから相手の手の内を推測することにより『洞察力』が磨かれます。そうすると自然と物事を見る視野が広くなり、場の空気を読めるようになります。また数時間座り続けたまま真剣にプレーすることになるので、自然と『集中力』が身に付きます。そして、時にうまくいかなくても我慢してやり繰りしながらプレーすることにより『忍耐力』や『粘り強さ』が身に付きます。他には物事の勝負時を見極める『勝負勘』や瞬時にあがり点をはじき出す『計算力』など、身に付くスキルを数え上げたらキリがありません。実際にお年寄りの間では、リハビリや認知症予防に麻雀を楽しむ人が増えています。またとある企業では採用試験に麻雀を取り入れたり、ある家庭では子供の習い事として麻雀を学ばせたりするところもあるそうです。
実は私も麻雀好きが高じて、ごく少人数ですが『麻雀同好会』なるものを立ち上げて、定期的に雀荘で麻雀を打っています。この『同好会』は『喫煙NG、賭けNG』のクリーンな麻雀を楽しむことを目的としており、この趣旨に賛成される方なら誰でも参加OKです。もちろん全くの麻雀初心者でも大歓迎で、実際参加者の中には牌を触るのも初めてという人もいたくらいです。それでもワイワイ楽しみながらプレイできてしまうのが、麻雀というゲームの懐の深さなのでしょう。
初心者でも、ベテランでも、等しく勝負に勝つチャンスがあるゲーム。それが麻雀なのです。一度プレイしてみてください。本当に面白いですよ。
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