ピンチです。何がピンチかっていうと、その日のイベントです。
親睦会という名の、料理会です。豚汁か焼きそばか、おにぎりをグループごとに作るイベントです。料理です。
普段料理しないで、母親にまかせっきりの私がついに、追い込まれ、特訓をやらざる負えなくなる結果になったのですが…
さて、母親をまきこんでの特訓、何せ、包丁握るの久々なもんで(小学校の家庭実習以来)どんな握り方か切り方か忘れてしまって、1からです。
「この大きさは握っている方の人差し指を包丁の上に置く!」
「なんで切るとき押すの!?包丁はのこぎりじゃない!!引く!引く!」
「猫の手がなんでできないの!?それだと指切るよ!!」
「早く切らないと食材が傷んでしまう!!」
ブーたれたらもう後は母自身でやって教えてくれなくなるので、ここはひとつ、我慢。親睦会で包丁握らせてくれるのかはともかく、今機嫌をそこねられたら、教えてくれなくなる。そう思い切った具材をフライパンに。しかし…
炒め方もダメだった……orz
もう、箸の動きも手首の動かし方も鈍く、具材をどう混ぜればいいのか…。母のように手早く丁寧に動きません。これじゃあ焼きそばもできないよ…。やばいです。グループの足を引っ張ること確実です。きのこは油を吸うからとか、ブロッコリーは栄養がなくならないように電子レンジとかは覚えるけど、肝心の実技はさっぱりです。トマトを切るときはなぜかつぶれてしまうし、肉切るときは滑って上手くいかないし、卵を割るときは指まで入ってしまうし、卵をかき混ぜるとき、縦にかき混ぜられない…
そんなこんなで私の料理特訓はその日まで続く…。
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