今年の初スイカとナスの成長

　自宅の家庭菜園でスイカを作っているのですが、先日、今年初めてのスイカを収穫しました。我が家で作っているスイカはいわゆる『小玉』で、メロンくらいの大きさになれば収穫できます。

　スイカを作り始めてかれこれ数年が経ちますが、一昨年、我が家のスイカは『スイカ泥棒』の被害に遭いました。初めはカラスなどの仕業かと思いましたが、その場で食い散らかすのではなくスイカ自体が丸ごとなくなっているので、もうこれは人間の仕業以外ありえないということになり家族全員が非常に憤慨しました。それ以来、スイカ畑にはネットを張り、釣り針で罠を作り、簡単に人間が近づけないようにしました。その後『スイカ泥棒』は現れないので、効果はあったという事でしょうか。

　話を今年に戻しますが、初収穫したスイカはプリンスメロンくらいの小ぶりなサイズで、一日冷蔵庫で冷やしてから家族で食べました。色は赤色がやや薄く、食べると甘味は感じるものの大味で、点数をつけるなら６０点くらいの味でした。まあ、最初のスイカなのでこんなものでしょう。次のスイカ達がもう大きくなっているので、それらに期待しています。

　スイカ同様、キュウリやトマトなど他の夏野菜もまずまずの出来なのですが、今年はどういう訳か、ナスの状態があまりよくありません。去年と同じように水をやり、肥料をやっているのに木に元気がなくあまり成長してくれないのです。買ってきた苗が一度全滅し、もう一度買い直したほどでした。近所の方に話を聞くと、どこのお宅も「今年のナスは出来が悪い。」とのことなので、気候のせいなのかもしれません。スーパーでもナスが値上がりしているので、プロである農家も今年はナスが不作なのでしょう。我が家の場合、まだ家族で食べる分は何とか収穫出来ていますが、毎年のように近所や親せきに配るほどの収量は見込めそうにありません。これから梅雨が明け、気温が上がり日照が増えてくるとナスにはいい季節になるので、何とかこれまでを取り返すくらいの成長を見せて欲しいところです。