お世話になった方も、そうでない方も、ありがとう～さようなら～

　５月から、【ひまわり工房】に通い始め…約１０カ月？の通所をしてきましたが、本日づけで退社することとなりました。

　なんでしょう。利用者第一号のアタシとしては、まだ誰も利用者の居ないボッチ利用からですので、今のように沢山の方が利用されるようになるのは、正直イメージにありませんでした。

現に、初期の利用者さんはたまたまですが、短期間で辞めていく方が多く

「満席になる日は来るんだろうか…。つか、それまでアタシ居るのかな？」

なんて、ふとどきな事を考えながら利用していました。

　今回は、転居という理由で、やむなく退社することになったのですが、退社後の新たな勤め先を探してもいるアタシです。

そして、その流れで、他の就労施設を何件か見て回り、いかに【ひまわり工房】のスタッフの方々が、利用者寄りであってくれているかを再確認することが出来ました。

他の施設の方が、横暴だとか、言っているのではありません。でも、ドライというか、「利用者」と、「スタッフ」の線引きはとても明確で、

「自分は他者の管理を必要とする人間なんだな」

という想いを抱かずに働くことは無理だと思いました。

　ひまわりに通いだして、なんというか、自分がまるで一人前の人間になったかのような感覚になれました。

障害を持った人間を前にした時、そうでない人間が自然にふるまうって、意外と難しいことだと思います。

車いすの方と同じエレベータに乗る時、アタシは緊張してしまいます。「ドアは抑えてあげるべき？それとも、そんな事をいちいちするのは逆に失礼？自然って無視すること？や、無視は不自然だろ」とかなんとか、頭の中でグルグル考えてしまいます。

　精神の障害だって同じです。

まったく気にも留めてもらえなければ、正直キツイです。かといって、気にかけられ過ぎると自分の持つ障害を忘れることができません。

障害をもつアタシが当たり前のように通所できて、なおかつ障害を忘れられる。

ひまわりは、そんな居心地の良い場所でした。

なんにも出来ないアタシに怒らないでくれてありがとうございました。

すぐ忘れちゃうアタシに怒らないでくれてありがとうございました。

５０分に一回休憩が必要なアタシに呆れないでくれてありがとうございました。

お菓子ばっかり食べてるアタシをうるさく注意しないでくれてありがとうございました。

沢山の見て見ぬふりをありがとうございました。

それでも、こっそり管理してくれていてありがとうございました。

全然悪いことしていないのに、いつも先に「すみません＾＾」って言ってくれてありがとうございました。

疲れるほど作業してないアタシに、毎回「お疲れ様でした」って言ってくれてありがとうございました。

「ありがとう」って言ってくれてありがとうございました。

それではみなさんありがとうございました。さようなら～