「頸椎症性神経根症」
3か月ぶりのブログです。
昨年末、12月28日(土)の朝起きると、左の背中から腕にかけて激痛が走りました。行きつけの整骨院へ行って、背中をボキボキしてもらって、いつもならそれですっきりするんですが、痛みは消えず、そのまま正月を迎えました。いつもジーンと痛いのですが、靴下を履こうとしたり、パソコンを打とうとしたり、飲み物を飲んだりすると、ズキーン!と痛みが走ります。とうとう1月3日(金)の朝目覚めると、左の手から腕までがビリビリとしびれ、あかちゃんの手のようにプクプクにむくんでいました。
正月なのでやっている医者もなく、連れ合いにネットで当番医を探してもらうと幸いに整形外科の当番医にヒットし、早速出かけて行って診てもらうと、首のレントゲンを撮って、「写真には写っていないけど、たぶん頸椎の間から出ている神経が圧迫されるか、傷つけられるかしているんだろう。」ということで、痛み止めを出してもらい、正月が明けたら、近所の整形外科でもう一度診てもらうといいと言われ、家に帰ってきました。
翌4日(土)になっても、痛みも、むくみもしびれも全くやまず、近所の病院がその日から診察を始めていたので、行って診てもらいました。診断結果は「頸椎症性神経根症」。前日出してもらった鎮痛剤に、麻薬系のもっと強い鎮痛剤と湿布が加わり、これで楽になれるかと思ったのですが、現実には一向に症状は改善せず、1週間後に再度受信し「痛みが取れない」と言うと、「痛みが取れるまでには早くて1~2か月。遅ければ、3~6か月かかる」と言われてしまいました。
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とにかくパソコンを打つと激痛が走るので、連れ合い頼みしかなく、ネットで「頸椎症性神経根症」を調べてもらうと、日本整形外科学会のサイトにヒットしました。
「症状:中年~高齢の人で肩~腕の痛みが生じます。腕や手指のしびれが出ることも多く、痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。一般に頚椎を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。」当たってる。
「原因と病態:加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、脊髄からわかれて上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。遠近両用眼鏡でパソコンの画面などを頚をそらせて見ていることも原因となることがあります。」全くその通り。
「予防と治療:基本的には自然治癒する疾患です。症状が出ないように頚椎を後方へそらせないようにし、適切な方向への頚椎牽引や症状が強いときには消炎鎮痛薬の投薬などが行われます。治るまでには数か月以上かかることも少なくなく、激痛の時期が終われば気長に治療します。」というわけで、発症から2か月半過ぎた今、波はありますが、だんだん痛みも和らいできていて、こんな風にパソコンも打てるようになりました。痛くなくなるまで何か月もかかると知った時は、絶望的な気持ちになったのですが・・・・ 俊
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