今日は迷信について書こうと思います。
殆どの人が一度は聞いた事がある「夜爪を切ると親の死に目に会えない」と有名な迷信があります。
これは、夜爪=よづめ=世詰め=自分を詰める=寿命が縮む=早死=親の死に目に会えない、という解釈になっているようですが、実際はこうだと思います。
爪切りの道具は、昔は小刀、江戸時代では和ばさみ、明治時代では握りばさみ、その後改良し現在の形になったとか。
江戸時代、はさみは高級品で庶民はノミなどの道具で爪を切っていたとも言われているので、電気の無いロウソク時代に、ノミにしろ小刀にしろ、そんな物で夜に爪を切るなんて、単純に危ないです。和ばさみですら危ない。大人ならまだしも、子供だったら、下手すれば深爪どころの話しじゃないと思います。
当時、農家などで怪我をした人は、傷口が化膿し、まともな薬も無く亡くなったりする人もいたらしいので、夜に爪を切り、深爪して最悪死んでしまうと、親の死に目の前に自分が亡くなるから、当然親の死に目に会えない。なので、こうゆう言葉を作ったのではないかと思います。
時代も変わり、こうゆう迷信は、もう意味がないものになっているのかも知れません。
「霊柩車が通ると親指を隠せ」など、現代人が作った意味の無い迷信が沢山あったりもしますし。
でも、様々な迷信がある中、僕の家に伝わる奇妙な迷信があるんです。しかも、それが現実に起きるので少し怖い迷信。
この迷信は、トイレにツバ、タンを吐き続けると、頬に100円玉くらいの白い粉が吹いた感じのものが現れるという迷信なんですが、この白い斑点には名前があり「銭たむし」と言われていたそうです。知っている人いますかね?
母親が幼い頃、近所ではトイレにツバやタンを入れる容器を別に設けていた家をよく見かけたとも言ってました。
もしかすると、この事を知っていた人は結構いたのではないだろうか。
トイレには神様がいて、ツバやタンを吐くと罰が当たると、幼い頃に母親によく言われました。でも、幼い頃の僕は、そんな存在は信じないで、ツバを吐いていた頃がありましてね~、吐いたというより垂らす感じでしたが・・・。
今考えると相当行儀の悪い子です!トイレから手を出すお化けが出ないので調子に乗ったか?(笑)
それで、吐き続けていた僕は、本当にこの迷信通り頬に銭たむしが!
これは、頬だけではなく顔全体と首元に現れるらしいですが、僕の場合は頬に1つ白い斑点が。実際に、トイレにツバを吐き続けていた僕の友達も白くなってます。
トイレでツバやタンを吐くのを止めれば、次第にその銭たむしは消えて行きましたが、母親によると春先に咲くツツジ、しかも白色のツツジでないと駄目らしく、それを絞った汁を斑点に塗ると直ぐに治るというのです。
植村花菜さんの、トイレの神様の歌で「トイレを綺麗にするとべっぴんさんになれる」という歌詞がありますが、べっぴんさんってことは、普通は顔を意味すると思うので、もしかしたら、この迷信がべっぴんさんの迷信の原点になっているのかも知れないと思ってならない。
この銭たむしの事を調べても、情報が何も無いのでこの事について何も分かりませんが、
ただ僕の家では代々伝わっている迷信です。
これは、信じるも信じないも、誰か実験してみる勇者はいませんか?(・_・)
それで、もし銭たむしが本当に出来たとしても、
この事により生じたいかなる損害に関して、つかちゃんは一切の責任を負わないものとします(笑)
もう一つ、迷信というか、おまじないみたいなものですが、これ、意外とそうなるのが不思議なおまじない、精神的なものなのかも知れないですが、枕を起きる時間の数だけ、ポンポンと手で叩いて、「起してくださいお願いします」とお願いすると、何故か、ちゃんとその時間に目が覚めるんです。お試しあれ。
by つかちゃん
コメントをお書きください
ヤイミン (火曜日, 04 3月 2014 20:10)
トイレにタンを吐くと銭タムシができるんですね。初めて知りました!
いままで外に吐くのは嫌だから、トイレで吐いていましたが、やはり、ティッシュにくるんで捨てたほうがいいのですね。参考になります。