今週は今月台風の被害に遭ったフィリピンの状況がかなり悲惨なようなので、台風30号とフィリピンの被害等について調べてみました。Wikipediaによると、フィリピンに上陸した時点で中心の気圧がおよそ900hPaで、風速も60m/s以上となり、1日半勢力が維持されていたそうです。8日朝時点では最大瞬間風速は105m/s、最大風速も87.5m/sを記録したそうで、どちらも日本国内の記録よりも大きな値です。
当然、台風による被害も甚大なもので、一部の地域では住宅や建造物の90%が半全壊しているそうで、フィリピン死者が現時点で約4000人に上っているそうです。被害の大きかった中心都市のタクロバンでは食糧や金銭の略奪が発生しているそうで、刑務所の壁が壊れるなどしたために、脱走者もいるそうで、治安も悪くなっているようです。また、現地にいる日本人と連絡が取れていない状況だそうで、早めに安否を確認して欲しいところです。
Google等で画像を検索してみると、今回の台風の被害状況の一部を見ることができますが、船が住宅地に移動していたり、ほとんどの家屋が瓦礫になっていたりしており、東北地方太平洋沖地震の被害の写真を思い出すほどで、台風30号の勢力がいかに強かったかが分かります。
この被害を受けて、各国から食料等の支援が行われているそうで、日本からも政府から総額約52億円の支援金が贈られるそうで、自衛隊からも1000人規模での救助隊派遣を準備させているとのことです。フィリピンは島が非常に多く、支援物資が届くのが遅れているそうなので、ヘリや輸送機も派遣されるそうです。被害が甚大なので復興にはかなりの時間がかかると思われますが、各国からの支援も来ているので、被災から早く立ち直ってほしいものです。また、日本でも、このように被害が大きくならないように、災害対策をできるだけ行って欲しいものです。
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hana (火曜日, 26 11月 2013 11:51)
石川県は年中天気が悪いけど、これといった大きな災害とはあまり縁が無いのでついつい平和ボケしてしまいます><
支援も対策も自分にできる事を真剣に考えてみます!