日々疑問に思うことがありました。
チビ達の屁及び、ウ〇コの匂いが尋常ならざる悪臭を放つことです。
他人のだから臭うとかではありません。本当に、本当に臭いのです。頭にくるくらい臭いのです。
「ママ!!」と抱きついた拍子に屁をこくことが多いのですが、半径5mは悪臭に包まれるほどです。本人たちは慣れ親しんだ匂いだからなのか平気なようで、正に処構わず放つからたまりません。
補足(?)として、同居するチビ達の祖父ですが、こちらも処構わず盛大に放ちます。しかし、決定的に違うのは、祖父の放つ屁は無臭なのです。数回ですが、祖母の放屁にも立ち会いましたが、こちらも無臭。アタシも無臭の部類に入る自信があります。
子供というのは、たいがいアチコチ臭いものです。裸足で直に靴を履く夏場など、「お前の親は納豆か!」と言いたくなるくらいですし、帽子を被っての運動後の頭などは「魚でも乗せてたの?」と聞きたくなる様な匂いを放っています。
そうなると、年間を通して臭い屁も何か理由が有るはずだと思いました。
…調べてみると、どうやら原因は食べ物にあるようでした。
祖父母は所謂「健康ヲタク」なので、それは厳しい食事制限を自らに課しています。
毎食大盛りの生野菜と納豆、味噌汁、を食べてからようやくおかずを食べ、米などの炭水化物は最後に食べています。朝と夜は食後にヨーグルト、牛乳、果物を摂っています。
それプラス思い思いの健康ジュースや、怪しげな粉末を飲む姿は多少鬼気迫るものが有りますが、おかげで祖父母はいたって健康な日々を送っています。
対してチビ達なのですが、誰のせいか…は、言及しないとして、かなりの偏食。
昼は学校や保育園で給食を食べているので安心していますが、祖父母との同居家庭は子供にとって誘惑で一杯なのです。
常備された甘いおやつに、甘い飲み物。食べる姿が愛らしいと言ってはパンや揚げ物をコッソリ差し出す祖父母。そのうえ舌の発育過程にある子供は野菜などの苦みを大人以上に感じるので、なかなか野菜を食べようとしません。
その結果、野菜や果物、発酵食品に含まれる【酵素】が不足し、不健康の証として、屁や排せつ物が悪臭を放つというのです。
大まかに別けて、酵素とは、食べたものを消化する【消化酵素】と、消化吸収した後、エネルギーを消費(代謝)する【代謝酵素】の二つがあるそうです。この酵素は体内に元々あるものと、外から摂取するものとの全てをあわせて100%と考えてください。
その100%の酵素を、消化用と代謝用に割り振るのです。
例えば、消化の難しい揚げ物や炭水化物を多量に摂取すると、消化酵素を大量に消費することになり、代謝酵素が不足してしまいます。代謝酵素が不足すると、消化したあと代謝が滞り、体内に老廃物が蓄積されます。老廃物が蓄積されると、肌荒れ・肥満・など様々な体調不良となって現れるのです。
この時、体内に蓄積された老廃物は外界で言うところの“生ごみ”状態にあると解りやすいそうです。
そして、生ごみは悪臭を放つものです。
だから、チビ達の屁は臭うのです。
だったら酵素をたくさん摂ればいいじゃないか♪
言うのは簡単なんですが、酵素って基本的に48℃以上加熱すると、消滅してしまうと言います。
それにも関わらず、酵素のバランスを保つためには一回の食事の内、75%を生食にするのが理想だとか…。
青虫じゃあるまいし、葉っぱや果物ばかり食べられません。財閥でもない我が家では、刺身や生肉料理なんて無理です。かといって、子供たちに酵素のサプリを与えるのも抵抗があります。
原因を知ってからは、多少、味噌汁や納豆を強制給仕してはいますが、効果はかなり薄いです。結局長い年月を経て、本人たちが本気で体質改善に取り組むまでは、どうやらチビ達の屁はまだまだ臭い続けることになりそうです(×Д×)
コメントをお書きください