「とにかく目の前のことをするということ」

 「ひまわり」にきて2カ月が過ぎた。途中、通院で検査のため1日休み、交通事故で1時間遅刻した日はあったが、《極力休まない》を目標に通い続けた。

 朝は緊張の発作が起きやすいため午後からの出勤にしたのは正解だったけれど、たまに出勤間際に発作が出ることもあった。それでも頓服を飲んでひまわりにきて、PCの前に座ると調子は悪いものの、頭の中で反芻していた悩み事や体の緊張がほどけていくのが分かった。とにかく画面に集中している時間は他のすべてを忘れることが出来た。だからこそ、僕は「ひまわり」に通い続けられたのかもしれない。

 そんな中でワード2級の模試を受けたが結果は散々。本末転倒の話だが所属している劇団の活動で憔悴しきっていたのもあった。さらにまだ集中力が足りないことをつくづく実感した。薬に頼っている冷静さでは効率的に物事を考えられないのだ。

その後はテキストをはじめから時間を計りながらやり直してみたが、憔悴しきった精神状態では45分、50分かかってしまい何をやってるんだか訳が分からない状態だった。

今現在は時間がかかりすぎている問題を再度タイムアタックで解いている。精神状態はまだマシになってきているので、それぞれ10分ほど短縮することが出来ている。

あたためて、今現在の自分の生活を見直さなければ・・・そんな気持ちだ。

 

 高校時代位からだろうか。図書委員長や放送部の部長等、人に指示をする立場に立たされることが多かったくせに、何でも自分でやろうと背負いこむ癖がある。それは会社に入って働き始めてからも同じで、昇級していっても仕事を自分で背負いこんでしまう癖は治らなかった。そして、今現在も劇団の演出を任されるようになってもみんなから「全部背負いこまなくていいからね」と言われる始末。三つ子の魂百まで・・・かもしれない。

 

 それで思い切って今回の公演限りで演出の作業を降りることを決めた。「ひまわり」での作業にこれ以上支障を出すわけにいかないからだ。もともと不器用なのだから、二足のわらじは履けない。一般企業でまともに労働力を提供できないから、就労支援にきているのに、芝居が仕事になってはどう考えたっておかしな話だ。

不器用ならば不器用なりに、まず目の前のことをしっかりせねばと、思い直している。まずはワード2級の模試をしっかりクリアすることを目標に頑張ろうと思う。

             粋夢

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コメント: 1
  • #1

    (火曜日, 29 10月 2013 11:30)

    Fight!!!
    って、プレッシャーに思わないでね。

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