去年の秋に岐阜県の方へ思いつきの一人旅に行ってきました

去年の秋に岐阜県の方へ思いつきの一人旅に行ってきました。その時のことを書こうと思います。

　昨年９月の下旬、突然思い立った私は車にて片山津ＩＣから北陸自動車道を経由し、東海北陸自動車道にのって岐阜県奥飛騨温泉郷をめざしました。その道の途中、まずは飛騨高山に立ち寄りました。

　それから移動して１時間ほどかけて奥飛騨温泉郷に向かいました。

　その中の一つに平湯温泉があります。そこにひらゆの森という日帰り温泉施設があり、心地よく入浴させていただきました。露天風呂がいくつもあり開放感がいっぱいです。湯質もいいのでどれだけでも入っていられますよ。（のぼせない程度に）

ここからは少し趣変わってしまうのですが…続きがあります。

　平湯温泉を出た時点で時間は午後１時。もうちょっと何かして遊んで帰ろうかなと思いブラブラしていたところ、つぎのような看板を見つけました。

ナイスな響きだと思いませんか？ついつい誘われてしまいました（笑）。

　さて、私も当時は知らなかったのですがここで乗鞍岳について少し説明します。

　乗鞍岳とは３０００ｍ級の峰がつらなり北アルプスの南端地として知られています。乗鞍高原から剣ヶ峰までの１５００ｍ～３０００ｍのダイナミックな植生に一見の価値ありです。マイカー規制もされていて自家用車の乗り入れは禁止。シャトルバスでのみ入山・通行可。開通期間は５月～１０月。それ以外の期間は雪で閉ざされます。

　以上が乗鞍岳についての説明です。本題にもどります。そこで行くことを決めてほおのき平スキー場駐車場という平湯温泉から車で１０分ほどの場所に車を止めてシャトルバスに乗り込み乗鞍岳に向かいました。

　到着した乗鞍のバス停が約２７００ｍ、頂上の剣ヶ峰は３０２６ｍ。その約３００ｍを普段着のまま１時間以上かけて登りました。午前中は天気が良かったのですが…段々空があやしくなり、剣ヶ峰に着くころには雲と霧で何も見えなくなってしまいました…無念です。天気が良い時は上の画像のような景色が見られたはずです（笑）。

　その後、来た道をもどり午後５時ごろバス停についたのですが…えっバスがない（驚）。なんと帰りのバスの最終時間が４時５０分くらいでした（笑）。当時の私は日常のバスの感覚でいたために午後６、７時ごろまでバスがあると思っていたんですよね…。

　選択肢は２つでした。一応頂上に簡易な宿泊施設がありました。しかし頂上の夜の予想気温は摂氏０度。しかも空気が薄い…高山病になりそうでした。もう１つの選択肢としては長野県松本市行のバスがありました。不本意でしたが松本市行のバスを選択しました。

　無事に松本市につき宿を探したのですが、なんと連休中ということもありどこの宿も満室で泊まるところは見つからず、２４時間営業のマクドナルドで一夜を過ごしました。

　翌日バスで松本を出て車の止めてあるほおのき平スキー場駐車場に帰り、そのまま車で疲れた目をこすり帰宅しました。

　楽しかったですが計画を立てることの大切さを思い知らされる旅でした。