限界ギリギリを楽しむ夫が辿り着いた“〇〇〇我慢”の迷惑な結末とその後

ちょっと汚い話を書きます

 書くことが無いので、自分と自分の旦那さんの話を書きますが、ちょっと汚い話なので、お食事中の閲覧は注意です。

 

 私が結婚相手に求めていたのは【平穏な生活】だったので、とにかくクールで少々の物事に動じないような、ある意味で図太い神経の持ち主を探していました。そしてようやく今の旦那さん(冷徹メガネ男子系)をみつけ結婚したのですが…やっぱり人間って奥深いですね。結婚してみたらその図太さがアダとなった出来事がありました。

 私と旦那さんは業者繋がりだったので、結婚後も家庭内の連絡事項や申し送りなどは敬語でするのが通常で、それ以外の日常会話は普通の話し方です。電話やメールの出だしが「お疲れ様です」や、「おはようございます」などで始まる場合は大抵なにかしら伝達事項が有るのだな。と即座に判断できるので、なかなか便利ですし、「すみません」や、「ごめんなさ」で始まる時は良いニュースでは無いので、こちらも少し身構えます。

そして「申し訳ありません」や「トラブルです」は最上級に悪いニュースを聞くことになるので、聞きたくもありません。

 

 そして、ある朝出掛けたばかりの旦那さんから携帯に電話が入りました。

「申し訳ありません…トラブルです」

聞いた瞬間ゾッとしました。「申し訳ありません」と「トラブルです」が合体してます。本当に本当にろくでもないニュース確定です。かつてこの合体を2度聞きましたが、1度目は半年間無休での連勤通達、2度目は雪印事件発覚~その対応でした。

 

 とにかく恐る恐る返事をすると…

「すみません!!わたくしこの歳でウン子を漏らしてしまいました!ほぼ全部出ました!」

にわかには信じられないような事を「隊長!敵機発見しました!」みたいな口調で平然と言っています。

「…無理です」と応えると「できればオカン(同居)にばれたくありません!」と問答無用のゴリ押し。無理でも仕方ないので粛々と旦那を迎える準備をする私。

 

 到着した旦那の姿は…というか、姿とかの以前に異臭が漂って来て直視したくありませんが、これも屋内の汚染回避のためにと観察すると、ネクタイの先から靴の中までウン子まみれ。「何故ネクタイまで?」とは思いつつも車庫に防水おねしょシートを敷いて立たせて服を脱がせると、ゴミ袋2つに旦那と服とを分別し、旦那はいわゆる障害物競争などで見るズタ袋に入ってピョンピョン跳ねるような格好で風呂場へ直行させました。

 

 衣服の類はそのまま捨てるとしても問題は車でした。幸いシートは革なので、ウン子を拭き取り、ありったけの除菌ジェルをぶちまけて清掃完了。しかし、このシート…暖房付きシートのため、後々までウン子臭を放つこととなり結果翌年には買い換える羽目になりました。

 

 全てが終わってから本人に、なぜ通勤途中に4カ所(コンビニ等)もトイレがあるのに、このような事態を招いたのか問いただすと、恐ろしいほどアホな答えが返ってきたのです。

 

「いやぁ、家を出る前からしたかったんだけど、会社まで我慢出来たら俺スゲェと思ってムキになっちゃいました。あと信号1個で会社だったのになぁ^^;本当お騒がせしました。ありがとうございます!」

 

軽く殺意をおぼえて口を開きかけた時、ちょうどお義母さんが2階から降りてきて何故お風呂に入ってたのか聞いてきました。

よっぽど「この人、ウン子我慢し過ぎて漏らしたんです」と言おうと思いましたが、私の口から出たのは

「このアホが会社までウン子我慢出来たら俺スゲェとかアホなこと考えて結局漏らしてんの!!コイツさっきまでウン子まみれで大変だったんだよ!この糞たわけ!!」

でした。

 

 ※翌年このアホは

「この番組終わるまでウン子我慢出来たら俺スゲェ」

という理由で居間のソファからトイレまでをウン子で汚染し、お義父さんにこっぴどく叱られ、それ以降【俺スゲェ】のベクトルは市民マラソン完走に置き換えられました。

 

会社ではその冷徹さから部下にマシーンと呼ばれているような人間の頭の中がこんな事(ウン子)になっているとは誰も想像できないでしょう。

もしどこかで私の旦那を見る機会があれば、【俺スゲェでウン子漏らす人だ】と思ってじっくり見てみてください。

 

以上、汚い話しですみませんでした。

 

ひまわり花子

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コメント: 1
  • #1

    (水曜日, 04 9月 2013 12:06)

    あなた「すっげえっ!」
    こんな話をブログで公表できるなんて。
    他人事なので笑って済ませますが、自分が「旦那」や「花子さん」だったりしたら・・・

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