私は、どちらかと言えば飽きっぽい性質です。新しい習慣を始めようという時など、最初はやる気十分なのですが、次第に鎮火していき、いつの間にやら自然消滅…よくある話ですが、そんな私にももう1年以上1日も欠かさず続けている数少ない習慣があります。それがこれ、
「歩いてわかる 生活リズムDS」(任天堂)
そ の名で分かる通り、ニンテンドーDSソフトです。しかし、ただのゲームではありません。お気付きでしょうか、四角っぽい謎の物体が2つ同梱されてますね。これこそが「生活リズム計」、このソフトを楽しむのに欠かせない小さなパートナーなのです。
歩数計、万歩計というものがありますね。身に付けて行動すれば歩数を計測してくれる便利なものですが、基本的にはそれらと同じです。朝一番にポケットやカバンに入れて、1日過ごせば、その日歩いた歩数を教えてくれるというもの。しかしこの「生活リズム計」が普通の歩数計と違う点は、その日、何時ごろ、どれだけ歩いたかという、その名の通りその日1日の「生活リズム」を把握できるということです。ただし、これ単独ではほとんど何も分かりません。この「生活リズム計」に歩数が表示される訳ではないのです。これが真価を発揮するのは、帰宅してから。ニンテンドーDSでこのソフトを起動し、DS本体に向かって「生活リズム計」の中央のボタンをポンと押す。するとソフトの方へデータが転送され、その日1日の歩数(生活リズム)がDSの画面上に表示されるのです。
「いちいちDSを起動しなくちゃならないなんて、ちょっとめんどくさそう…」とお思いの方もおられるでしょう。私も正直、続くかどうか半信半疑で購入しました。ところが。これが案外苦にならず、結局今のところ1日も欠かさず記録し続けているのですから驚きです。動きが少なかった日は自分なりに反省し、たくさん歩けた日は「やったー」と自画自賛する。そんなひと時がすっかり毎晩の習慣として定着しています。「生活リズム計」は小さくて軽く、一旦ポケットに放り込めば持っていることを忘れるくらいで、その気楽さ、身軽さが続く理由の1つかもしれません(ただし、本当に存在を忘れて服ごと洗濯してしまわないように注意!)。1日1万歩とよく言われます。そこまでは無理でも、これを持っていると、ちょっと頑張ってウォーキングにでも行ってみようかなという気分にさせてくれます。ゲームは楽しいもの。記録をつけるのも楽しいもの。だから私は今日も「生活リズム計」と一緒です。どんなに良い習慣でも、結局は自分自身が楽しいと思えなければ続かないのですね。
Azami
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粋夢 (金曜日, 30 8月 2013 14:30)
DSを持ってないのでちょっとうらやましいかも(苦笑)
一日小一時間歩いてますが、どのくらい歩いたかわからないので
この機械があると本当に便利そうですね。