ゆうきの日記44
自分がいるひまわり工房は、作業所ではあるが、他所とは若干違う点がある。おそらく、一般的に作業所と言えば、「箱詰め」とか「ラベル貼り」といった内職に近い作業が多いと思う。しかしひまわり工房は「ブログのネタを考える」、「ワードの勉強をする」など、ホワイトカラー的な作業で一日(半日)が終わる。作業員というか、事務員といったネーミングの方がしっくりくるかもしれない。
現在、自分はひまわり工房と「雇用契約」を結んでいる。つまり、準社員として、最低賃金が保障される。障がい持ちの自分にはこんな嬉しいことはない。タイピングやワード・エクセルがある程度できる、という自分には敷居もちょうどいいと言ってもいいかも。これ以上ない好条件の職場と思う。
自分は少しではあるがパソコン操作に、若干の自信があり、「事務員の様な仕事に就けたら最高なのに」と、高校生の頃思っていた。パソコンを操作する環境にいたし、「この延長線上の進路は無いものかなぁ」と思っていた。その未来、つまり現実で、事務員の延長線上で働けている。過去辛い思いをものすごくたくさんしてきたし、したくもない作業を延々安すぎる工賃で泣く泣くこなしていたりもした。その地獄のような日々から抜け出せて、かつ、自分のしたかった環境に近い作業を仕事としてできて、雇用契約まで結んでもらえるなんて、夢であったとしても不思議でない。目が覚めることが怖いと半ば本気で思う。現実とははかないものだし。
先日ワード2級の模擬試験を受け、なんとか合格点だけはとれたようで、次のステップに進めることとなる。目標(というより課題)として、問題集を作る作業に今日から入る。自分なんかが問題集づくりに関わっていいものだろうか、と、躊躇したりするも、不安などはない。不安はないが、一発採用はまずないだろうなぁと思う。山ほど再提出を喰らうことは予想できる。問題集なんて作ったこともないし、ノウハウがまったくない。スタッフの方に質問の嵐を浴びせることになろうかと思う。
問題集づくりを含めて、精いっぱい努力していきたいと改めて思う。
ゆうき
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粋夢 (木曜日, 29 8月 2013 15:40)
まだワードの3級を始めたばかりの僕にしてみれば、凄いことだと思います。
日頃の努力の賜物ですね。
不安が無いというのは自信の表れだと思います。
頑張ってください。応援しています。