最近見たニュースで、レノボ社のPCのチップにバックドア※が仕込まれていることが英国の情報機関の調査で判明したそうです。調査では2000年代中頃から既に仕込まれていたそうで、英国の情報機関ではレノボ社のPCは使用しないことが通達されたそうです。
※バックドアとは、名前を直訳した場合の「裏口・勝手口」の通り、通常使用しているネットワークの経路とは別の経路を作る、つまり、第三者から自分のネットワークに侵入されるように通信経路を作る仕組みのことです。つまり、バックドアが仕込まれた状態=第三者に自分のPCの情報が見られてしまうことを意味します。
自分はこの会社のPCを使ったことがないので、直接の被害は無かったのですが、この会社のPCのユーザーの様々な情報が抜き取られている可能性があることを考えると、個人利用のPCなら被害は少ないのですが、企業で利用していた場合は、会社の情報が第三者に抜き取られる可能性があり、非常に怖い話です。そもそも、PCのチップに組み込まれているので、製品を作る段階で既に意図的であったということになります。
製造を行う企業としては、信用が第一だと思うのですが、何年も前からこのような製品を作り続けていたことになるので、個人的にはもうこの会社の製品は怖くて買えないです。同じようなことが他の会社の製品でもあるとは思いたくはないですが、こういうニュースには気をつけておきたいものです。
ふつうのおじさん
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