イヤホンと幻聴。イヤホンなしの生活など考えられない。やめてと言われてもやめない。

 ゆうきの日記21

 

 今日、「イヤホンを外して作業できないか」と提案があった。はっきり言って無理である。「イヤホン」はすでに自分の体の一部となっていて、ほとんどいつも、着けた状態で行動している。買い物に出かける時も、車に乗っている時も、家にいる時も、寝るときだってつけている。本当に一日中着けているのだ。

 理由は、「幻聴を聴こえなくするため」。自分の場合の幻聴は、100%悪口。被害妄想的な要素満載の超・ネガティブ思考でいるため、その時々で一番聞きたくない言葉を幻聴として脳にインプットしてしまう。そのため、早朝に散歩をしたり、なるべく早く寝て睡眠時間を十分に確保したりして、幻聴がなるべく発生しにくい状況を生み出す努力をしている。

 

 しかし、幻聴は、聴こえる時は聴こえてしまう。本人の意思に関わらず、突然降ってわいたように聴こえてくる。そのため、すこしでも外界と自分の思考回路のつながりを遮断できるように、イヤホンを着けて行動している。完全に聞こえない状況を創ると、コミュニケーションが図れなくなってしまうため、密閉型でなく、平型のイヤホンで、最少の音量で音楽を聴いている。これなら、思考回路を分散し、コミュニケーションも図れる。

 

 それを「やめてほしい」というのは、やめてほしい。ようやく毎日仕事に来られるようになったのだし、苦行を強いられるのは、できる限り避けたい。最善の案(かはわからないが)としては、イヤホンを着けて音楽は止める。だろうか。でも、そうするくらいなら、今まで通り、最少の音量でイヤホンを装着する、が適当な気がする。どうだろうか。

 

ゆうき

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