吉報 開幕投手宮国が帰ってきた さらに阿部が長嶋茂雄を超えた

 6月27日。広島×巨人。今季の開幕投手、巨人・宮国が1軍のマウンドに戻ってきた。

 5月6日の阪神戦以来の先発。白星こそ挙げられなかったものの、7回を投げて3失点。自己最速の150kmも記録した。約1か月半、彼は2軍で調整していた。軸足にためを作るようフォームを変え、結果コントロールが上昇。直球の勢いも増した。十分に1軍で活躍できる選手として帰ってきた。

 

 二軍にいた間、とにかく下半身強化に努めた。相撲の基礎、四股トレーニングも導入し、コーチと映像でチェックしながらフォームも修正。2軍落ちは、決して無駄ではなかった。

原監督は「良かったと思う。非常にいい時間を使い、いい形で戻ってきた」と評価しつつ「打たれちゃいけない場面でホームランが2発出てしまうところがね。しかし、自分を疑わずに今後やってもらいたい」と信頼感も表した。

 

この試合、負けてはいるものの、もう一つ、吉報があった。

それは、4番・阿部捕手の今季20号となる本塁打。これで阿部は7年連続で9度目の20本を記録したこととなり、長嶋茂雄氏を超え松井秀樹氏に並ぶ。この二人は先日国民栄誉賞を授与されたばかり。その偉大なる2人に記録で並んだ。巨人ファンは歓喜したことだろう。

 

 松井氏が巨人にまだ在籍していたころ、新人だった阿部は、松井氏の素振りに影響を受けたという。「今でも、あのスイングは目に焼き付けてあるよ」と阿部は語る。直接教わったことはなく、見て盗んだのだという。

 

 プロ13年生がメモリアルアーチを放ち、開幕投手がいい形で帰ってきた。巨人ファンにとって、忘れられない一戦となったことだろう。

 

ゆうき

ひまわり工房へのお問合せ

石川県小松市園町ハ36番地1

小松織物会館1F

 

ひまわり工房

 

TEL:0761-24-3313

 

月曜日~金曜日

9:00~17:15

 

お問合わせはこちらから