ある医学博士によると、「走る」より「歩く」ほうが、痩せやすいという。一般的にはジョギングが最も主流なダイエット、及び健康維持法だが、医学的には必ずしも効果的なダイエットにはならないのだという。消費カロリーや持続性にもよるのだろうか。
「走る」というダイエット法は、いわゆる無酸素運動。走ることを繰り返せば、当然、体内の糖分は減少する。しかし、人間の体は減少したものは補おうとする習性がある。結果、体は甘いものや炭水化物を自然と欲し、むしろ、太りやすくなってしまうという。しかも、重い体重のまま走るため腰やヒザを痛めやすく、心臓にも負担をかけるため、無理やり心拍数を上げても効果的でないという。
逆に、「歩く」という行為は有酸素運動。効率よく脂肪を燃焼できる。糖分でなく、脂肪から燃えていくという。しかも体の負担も少なく、ひざや腰に持病を抱える人にも簡単に、長く続けていく事が出来る。健康維持の体力づくりを目指すなら、歩くことが最もいいのだという。
個人的なことだが、中学生のころに運動部に所属していて、毎日2kmは必ず走っていた。その後筋力トレーニングや、技術的な部分の向上を図る練習をして、夕方4時前から6時過ぎまで、毎日トレーニングをしていた。結果、中学3年間で身長は40cm以上伸びたし、体重も美容体重の値を下回っていた。体脂肪に至っては7%あるかないか。そのため、「歩く」ことが「走る」ことより効率良い運動、という考えにはあまり納得できない。
医学的なことはよくわからないという事実もあるが、実体験に基づいたものかどうか、ということもあるため、結局のところは、「持続的に行える運動が、その人に最も適したトレーニング」なのではないだろうか、と、個人的には考える。
ゆうき
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